ああ、そういえば

【超党派の国会議員６７人、秋例大祭で靖国神社を参拝】
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071018ia02.htm

こんなことで大きく記事になるなんてねぇ( ´ー`)ﾌｩｰ．．．
なんで参拝するのに皆けちをつけるのか、理解に苦しみます。

「A級戦犯がいるから」・・・A級戦犯ってだれですか？A級ってどんな意味かしってますか？その戦犯の罪ってなんですか？
「政教分離に反する」・・・政教分離とはナンなのでしょう。
「周辺国に配慮しろ」・・・靖国参拝にけちをつけている国はどこですか？

いわゆる「A級戦犯」の「A級」とはなんなのか。
これは極東軍事裁判でつけられた「戦争犯罪」の種類を表すことはご存知ですか？
A級戦犯とは極東軍事裁判所条例で以下のように定義されています。
「「平和に対する罪　即ち、宣戦布告を布告せる又は布告せざる侵略戦争、若は国際法、条約、協定又は誓約に違反せる戦争の計画、準備、開始、又は遂行、若は右諸行為の何れかを達成する為の共通の計画又は共同謀議ヘの参加」」
一般的には「平和に対する罪」といわれていますね。
この罪は、戦争時点においてはなかった罪だということも皆さんわかってらっしゃることでしょう。
近代刑法において事後法の禁止（じごほうのきんし）あるいは遡及処罰の禁止（そきゅうしょばつのきんし）というのは原則なんですね。
であれば、法になかった罪を無理やり作って、過去にさかのぼって罰することが正当なのでしょうか。
それに共同謀議といいますけど、大東亜戦争当時の軍部の話を聞くと
「この程度のことで共同謀議というのもおこがましい」
というほどの事だったそうですねぇ。

戦争に敗れた敗戦責任は、当時の指導者たちにあろうかと思いますが、それは諸外国に対してではなく日本国民に対して責任を負うべきと思います。
そうして国民で裁判を行い、その上で戦犯だというなら致し方ないでしょう。
しかし、戦勝国が勝手に裁判を開き、その時点でなかった法律で裁き、戦犯だなどと言っていることを日本国民までが言うのはおかしい話と思います。

次に僕の考える「政教分離」とは、政治家自身が所属する宗教の考え方を、政治の正解に持ち込まないことということだと思ってます。
何かの宗教であったと思いますが、家族間でも輸血ができないって宗教がありましたよね？
この考え方を政治に持ち込み、法にしよう！ということはやめましょう・・ということではないかと思います。
だいたい、政治家も何らかの宗派にいると思うんです。
多くの人が言っていることをそのまま当てはめると、その宗派からも政治家は離脱して無宗教であれと言うことに思えてなりません。
そんなこと現実にできないでしょ？
それに・・・靖国ダメで明治神宮や平安神宮OKの理屈を是非教えて欲しいです。

つぎに周辺国への配慮といいますが、靖国参拝に反対しているのは
「支那」「韓国」「北朝鮮」
の3国ですね。
なかには「台湾の人もそうだ！」といっている方もいますが、台湾で反対を唱えている人は、支那大陸よりわたってきた支那の本省人です。
台湾の方とのお付き合いがありますが、多くは日本に対し好意的であります。
ちなみに、台湾の台湾の中学１年生が使用している教科書『認識台湾』の一説
「日本語の修得は同化を意味しない。むしろ日本語は知識吸収の道具となり、台湾の近代化を促進した」
と教えていたりします。周辺国といっても所詮3国のわがままなんだと思ってます。

最後に「私人」「公人」の話がよく出ます。
「天皇陛下が参拝されないのはA級戦犯が・・」などという人がいますが、大きな間違いです。
靖国神社にA級戦犯とマスコミや一部の平和主義者が呼ぶ方々が合祀されたのは１９７８年（昭和５３年）のこと
それから中曽根総理の１９８５年（昭和６０年）まで歴代の総理（福田、大平、鈴木）は靖国神社に参拝を続けていたわけです。
吉田内閣から田中内閣までは何の問題もなかった。
しかし1975年に当時の三木総理が戦後初めて終戦記念日に靖國神社を参拝したが、その際記者団に私的参拝と称したので、天皇陛下は公私の区別が出来ないということでその後参拝を避けるようになったんです。それから福田内閣の時にA級戦犯合祀が行なわれたわけですが、福田・大平・鈴木と外国からはクレームは一切なかったんです。
参拝するのに私人も公人もないんだと思います。

ちょっと長くなりましたが、まだまだ書き足りないんです・・笑
ただ・・・最低限このあたりを抑えつつ、話題にしていければと思うのですけどね。