口蹄疫対策検証委員会中間報告のあやしさ

宮崎県に対して政府の口蹄疫問題検証委員会が中間答申を出しました
しかし内容は・・・明らかに異様な内容で読んで見て、怒りが込み上げる内容でした。

中間答申の内容はこちら

上記はPDFです
私の所属するmy日本内で、この中間答申をテキスト起こししてくださった方がいまして
現在そちらをhtml起こししていますので、後ほどアップしたいと思います。

本件に対しては、関係省庁等にまたメールをする日々になりそうです
そして、同じくmy日本のほうで宮崎のかたが日記で以下のような事をあげてくれています。
ご本人様のご了解をいただきましたので、日記の内容を転載することにします。

県のせいにするな！

口蹄疫、通報遅れに罰則検討を　検証委が中間報告
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E7E2E3968DE3E7E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;n_cid=DSGGL001

[一部記事を引用します]
通報が遅れた自治体や農家には助成金の減額などの罰則を科すことを検討すべきだと提言した。
　感染拡大の原因については、国と自治体との役割分担の不明確さや連携不足を指摘した。宮崎県の対応は「日常的な予防や初動対応を含めて不十分なところが多かった」と強調。「県が自らの役割を十分認識していなかった」と断じた。
[引用終わり]

名前も出さない識者なるものがこんなことを言っているが・・
口蹄疫が発生したときに、大問題だととらえて初動時に国が早々に介入していれば、ここまでにはならなかったはずだ
県の問題とするのは、明らかに国が逃げている証左
初動防疫に失敗したのは、県にも責任はあるものの国の問題が大きい
都合よく県のせいにするのはやめるべきと思う

国は対応をしたと言うが、消毒で使用する者が届いたのは一番早くて発生より１週間もかかっている。
やったといっても時間がかかりすぎているではないか。
その時外遊に行ってしまい、政務３役もいなくて、省が機能しなくなったことをシカトして県の問題というような専門者会議なるものは、胡散臭くて全く信用に足りない

なんでここに至って、どんな人がその「専門者会議」にでているか公表しない
公表して表だってきっちり議論すればいいのに、コソコソやる理由がわからん
だから民主の擁護をする専門家の集まりと言われるんだろうと。

原因追求も非常に大切だが、いまだにすべての被災者に対する補償等の話も前に進んでいない。
故意に放置して知らん顔を決め込む気なんだろうか。

一般市民がおかしいと言いだし、会を結成して訴えなきゃいけないようなことをまたさせるような政府はもういらない。
できないなら早々に退陣していただきたい。

是非ご覧いただきたいものがあります

先日行われました口蹄疫チャリティライブで流されました江藤拓先生のインタビューの模様です。

これを見ただけで江藤拓先生の誠実さがわかるのではないでしょうか。
インタビューは素人がおこなってます。
当日は機材の不手際などで、30分の予定が2時間近くなったそうで。
同じ質問に何度もお答えくださったそうで。それも嫌な顔一つせず。

たら・ればは行ってはいけないのでしょうけど、農水大臣が江藤先生だったら
もしかしたら宮崎の悲劇は、あそこまでひどくなかったのかもしれないと感じます。

是非ご覧いただけたらと思い、ご紹介させていただきます

節目

口蹄疫から畜産農家を守る会主催
宮崎 口蹄疫二次被災者救済チャリティーライブ
「口蹄疫をぶっとばせ！二次被災者に救いの声を！」

に行ってまいりました。
約20年ぶりのライブハウスでした。

時間を勘違いし（当日券16時販売だと・・）、あまりに早く着きすぎて
時間をつぶすのに苦労しました。
しかし、ちょうど泉谷しげるさんのストリートライブがあって
久々の生アコギをしばし堪能しました。
またチケットを購入する際に、会の会長さん・副会長さんにもご挨拶することができました。

17時30分に入場。
入口に英霊来世の斎藤＜七生報国＞さんとムック＜五穀豊穣＞さんをお見受けしご挨拶。
やまと新聞さんもいらしていたのでご挨拶
速攻で缶バッチ、MOVEバンドを購入し身につけました
（が、バンドがきつくて・・）

さらに、いろいろな方々とお会いすることができました。

18 時予定通り、副会長さんの司会の元始まりました。
はじめに東国原知事のメッセージを読み上げられました。
知事の言葉からはこうした会が宮崎のために活動してきたことを感謝するお言葉やこれからの宮崎支援についてのメッセージがありました。

最初はナヲキングさん
非常にカッコよくて、お酒も入っていた関係で結構ノリノリにｗ
しかしこの曲はなんかグッとくるものがありました
http://www.youtube.com/watch?v=7Vs8dJ6c-IE&feature=player_embedded


ここで、ムッチー牧場（http://green.ap.teacup.com/mutuo/）の弥永さんがskypeインタビューで登場
会場からは大きい拍手が
会場の模様を生放送でご覧になっていたようで、会場へのメッセージのときには時折声を詰まらせてらっしゃるように感じました。

次は英霊来世
いつもながら、日本語の歌詞でいいなぁと
ナヲキングさんが盛り上げて、ノリノリだったところに「九段」


これは・・ダメでした。号泣。

次は、江藤拓先生へのインタビュー。
先生がわかりやすく、言葉を選んで伝えてくださっているのがよくわかりました。
きちんと何が問題なのか、これからの事等をお聞きすることができましたし、そのお話の際に政権の問題点についても述べておられました

オオトリは豊川めいさん
めいさんは、ご自身の出番までのちょっとの間、私の目の前にいらっしゃいました。話しかけて握手でも！と思いましたが根性無し故断念
でも素敵な方でした。
歌はというと、これまたいい。
ちゃんと聞かせてくれる。
空は今も青いのに・・ああ、心に効くなぁ・・

このバックに流れている曲です

ナヲキングさんとも、英霊来世のみなさんともお話ができて
さらに新しい友人もでき、良いイベントでした
会場も満員でよかった。
宮崎をみんな見捨ててないぞって改めて実感いたしました。

今回、口蹄疫から畜産農家を守る会さんの解散という一つの節目を見ることになりました
しかし、口蹄疫の残していった傷痕は深く深く残ったままです。
ここで支援をしないのではなく、継続的に。個人レベルにはなりますが支援していくことが大切なことではないかと思います。

あくまで私的意見ですが
いつの日か、完全復興したときには宮崎に行ってみたい
そしてムッチーさんのところのおいしい牛乳を飲む会なんてやれたら
その日が一日でも早く訪れるように祈ります。

ついに来た、この日

口蹄疫が発生して４ヶ月
宮崎県にとっては長くつらい日々だったと思います。
まずは一区切り。

しかし、本当の復興にはまだまだ長い長い時間がかかります。
畜産農家だけではなく、宮崎県の経済にも大きな傷を負わせたこの問題。
畜産の復興だけでなく、地域経済の建て直しができてこそ真の復興といえるのではないでしょうか。

本当に政府の無能ぶりを知らしめるためというにはあまりにも大きな損失でした。
２９万頭に上る多くの命の犠牲。
死んでいった牛・豚の冥福を改めて祈りたいと思います。

さて、その宮崎県の少しでも力になれるようにと、イベントが開催されます
http://www.yamatopress.com/c/6/127/2933/
お近くの方、お時間のある方、ぜひご参加いただければと思います。

なんということ・・

twitterの東国原知事のつぶやきに絶句

------------------------------------------------------------------------------
higashitiji

信じられない！絶句である。新たな擬似患畜が確認された。場所は、宮崎市内、牛１６頭の農場。６月３０日以前に罹患。緊急に関係部局を召集。今、緊急協議終了。只今、午前４時４０分。
------------------------------------------------------------------------------

やっと復興への光が差してきたと思っていたら

これが最後の罹患であることを祈りたい

まだまだ気を抜けない

宮崎・日向市でも移動制限解除　口蹄疫
http://www.news24.jp/articles/2010/07/03/06162091.html

制限解除になったとはいえ、まだまだ終わったと言える状況でとはいえないでしょう。
ですので、宮崎の皆さんもここで手を緩めることなく、終わったと言えるその時まで大変でしょうけども消毒の徹底をお願いしたいと思うのです。

ですが、あの悪夢の期間からようやく復活への兆しが見えてきましたね。
こうした復興への光が、宮崎県の畜産農家さん達の力になってくれればいいなと思います。

がんばれ！宮崎！