Normal.dotの移行[Word2003→Word2010]

今までOffice2003を使用していて、今度Office２０１０へアップグレードするお客様がありまして。
で、いろいろと移行手順を作成・検証しているわけなんですが。

実はWord2003で、Normal.dotというテンプレート用のファイルを使って、Word文書作成時に、決まっている文言が右下に入るようになっているんです。

で、Word2010にアップグレードして、このNormal.dotを移行してくれるのかと思いきや、アップグレード終了後にWord2010を起動しても規定の文言が入ってない Σ(ﾟДﾟ|||)
ネット上のいろんな方々からの情報をみて、それらしいことをしても全然うまくいかない
半ば、「セットアップ時に新たにつくるか・・」とまで思ったんですが
あきらめずに探したら↓
http://support.microsoft.com/kb/2000271

こ・・これはっ Σ(ﾟДﾟ)
全く条件が一緒で、ただ2007への移行ということではありましたが、2010と読み替えることでどうなるだろうと。
やってみましたら・・・・うまくいきました！ヽ(´ー｀)ノﾊﾞﾝｻﾞｰｲ

これはカスタマイズツールを使ってやった方法なんですが、大規模展開じゃなくてもおうようできますので、もし同じような悩みのあるかたはやってみてはどうでしょうか

DHCPなんか・・(´Д⊂ｸﾞｽﾝ

今日は仕事ネタです

実はとあるお客さんの所で、内部ネットワークの変更(L2→L3化）をしまして。
で、各フロア毎にセグメントを分けたのですが、セグメントのIPが正しくクライアントで取得できないという現象がでました(´-ω-`)
本来、とあるフロアでは「192.168.9.×××」というIPを取得しなくてはいけないのですが（IPは参考です。実際は違います）、何度ipconfig /release→/renewをかけても、L2の時に使っていたIP（例えば192.168.3.×××）をとってしまうわけです。
散々やった結果、わかったことがあり、今後のために忘れないようにメモっておこうと思います。

原因：これはゲイツ君のところの仕様で、DHCPサーバへPCからブロードキャストパケットをながし、IPを要求しようとすると、PC側のレジストリに書かれた旧IPをDHCP側で了承してしまうという事が問題でした。
つまり
PC--（ブロードキャスト）→DHCPサーバ
　　　　　　　↓
PC←（はい、なんざんしょ？）--DHCPサーバ
　　　　　　　↓
PC--（IPよこせや！(ﾟДﾟ#)ｺﾞﾙｧ!!）→DHCPサーバ
　　　　　　　↓
PC←（持ってるIPで仕事しる！）--DHCPサーバ
　　　　　　　↓
PC--（あ・・はい）→DHCPサーバ
となっているようです
DHCPサーバ上でリース期間を短くしても、PC側で上手く接続したときの情報を保持しているため、リリースされないと言うことになっているそうです
（MS曰く「ネット上に負荷をかけず、PCをネットに接続する仕組みだ!」と┐(´д｀)┌ ﾔﾚﾔﾚ）

さらに、ｸﾗｲｱﾝﾄ側でipconfig /releaseを実施し、きちんとリリースされるには6時間程度の時間がかかる(´-ω-`)
これにはホント困りました。

で、対処方法
1.DHCPサーバでスコープを全削除（IPをよこせ！とクライアントから要求されたときに、IPを割り振らないようにする）
2.ここで一旦PCを起動し、プライベートIPが設定されたこと（169.～となる）を確認して電源OFF（DHCPからIPがこないので・・）
3.DHCPサーバでスコープ再作成
4.PC起動

の処理を行います。
今回は切替作業の期間が短いこともあり、時間を短縮して即パソコンが利用可能になる方法として実施しましたが、余裕があるのであれば以下の方法でも可です。

1.各PCで「ipconfig /flushdns」(キャッシュのクリア）→「ipconfig /release」を実施
2.IPが「0.0.0.0」になったことを確認し、PC電源OFF
3.6時間以上放置
4.再起動

作業で思ったんですが、リリースするコマンドを切替作業1～2日前にシャットダウンスクリプトでながしておくように細工しておけばよかったのかな？と感じました。
10台20台程度ならどうってことない作業も、400台を超えるPCの作業、さらには9フロアに渡って作業をすることを考えるとねぇ┐(￣ヘ￣）┌ ﾌｩｩ～

またまたメモ代わり

まぁいつものように書きたいことはあるんですけど
とりあえずメモにしておかないとね

.NET系のアンインストールって面倒でねぇ
なんか言いツール無いかなぁと思ったら

http://cid-27e6a35d1a492af7.skydrive.live.com/self.aspx/Blog_Tools/dotnetfx_cleanup_tool.zip

これは(・∀・)ｲｲ!!

なんせ、現在はＷＳＵＳとかの導入をしていないので、いちいちパッチをダウンロードしてはパッチ集としてＣＤを配ってる。
その環境テストをＶＭでやってるんだけど、インストールの有無チェックとかで、アンインストールしたりするのがちょー面倒だったんで。

地球シミュレータ運用停止

なんでも2009年に運用停止するそうですよ。
（ソース：http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071101/286127/）
運用開始が2002年。なんせ運用経費が莫大だったそうです
（保守が45億、電気代は年間50億だってさｗ）

ＮＥＣのＳＸシリーズがベースだったそうですなぁ。
ところが、いまや性能は世界第30位。
さらには東京工業大学のTSUBAME（http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0607/03/news078.html）が、消費電力・ハード費用がぐっと押さえられた上にシミュレータの十倍以上の性能だそうで

もったいないとは思いますけど、やはり研究のためには仕方ないんでしょうかねぇ。
まぁ大体パソコンにしろ、汎用機・サーバにしろ凡そ5年がめどですから、ある意味リプレースの時期ではあったのかもしれませんけどね。
さらにもったいないと思っても、おいらのうちには入りませんし、手に余ります

とはいえ、これも税金なわけですよ。
さらに場所も神戸にという話のようで、場所代などで1500億円ほどかかるとのこと。
これはどうなんでしょうね。
今の場所で十分まかなえるのであれば、そうまでしなくても・・と思ってしまうおいらがここに・・